大きくする 標準 小さくする

マリーナFC 30周年 2020/6

30周年メッセージ 第6回 竹木達也さん

投稿日時:2020/06/20(土) 12:57

30周年メッセージ、今回は木佐貫コーチからの紹介で、竹木さんにお願いします。


皆さん、こんにちは!
現在6年生の担当コーチを務めております竹木達也(たけきたつや)と申します。
先ずは、マリーナFC、クラブ結成30周年おめでとうございます。
また、30年間クラブを支えてくれました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
私も長男が幼稚園年長の時にコーチをさせていただいてから、現在3世代目の子供たちのコーチをさせていただいており、トータル20年を経過したところです。
この写真は長男が6年生のときのもので、3列目、向かって左端が私です。


最初の世代においては、私も高校生まではサッカーの経験はありましたが、教えることは初めてで、当時は一生懸命少年サッカー本を読んで小学生に教えるのは何からやれば良いのか勉強した記憶があります。
結局、子供たちが楽しくサッカーができる環境を創ってあげるのが一番だと感じました。
この世代では、自分がプレーするのとは別にサッカーを教えることの難しさを学びましたが、11人制になって初めての3年生市内トーナメント大会に優勝したのが一番の思い出です。


続いてコーチとして担当させていただいたのが、2001年度生まれの子供たちでした。
日本のサッカーの発展とともにこの世代にもなると子供たちのサッカーの技術は目覚ましいものがあり、既にいろいろな技術が備わった子供たちが多かったと記憶しています。
この世代は全日本少年サッカー大会の県予選の準優勝を始め、県大会の準優勝3回と輝かしい成績を残しておりますが、何よりの思い出は、4年生(2011年度)の時の県大会優勝です。
この年は3月11日に東日本大震災があり、県大会が開催される5月までほとんど日の出小学校のグランドが使えず、練習時間を確保することができませんでした。
その様な状況の中、県内の各クラブチームから、練習試合に声をかけていただき、ほぼ毎週の様に県内各地に遠征をした記憶があります。
その結果、子供達は心身ともにたくましさを増し、アウエーでも自分たちの力を発揮できるチームへと成長し、県大会にも優勝できる様になりました。
準決勝・決勝と2試合ともPK戦の勝利には、ベンチにいながら最後まで一生懸命プレーする子供たちに感動しました。
試合に出て活躍した選手、一生懸命応援してくれたベンチに入れなかった子供たち、子供たちの持っている力を発揮する環境を作ってくれた育成会の皆様に感謝です。
また、県内各クラブチームの方々には言葉では表しきれないくらい、感謝をしております。


そして、現在担当させていただいているのは、2008年度生まれの子供たちです。
この学年は、人懐っこい子供たちが多く、日ごろ子供たちの目線で接する様にしている私でも、子供たちに “タケちゃん” と呼ばれた時は、正直戸惑いました。
しかしながら、試合になると真剣モードに入り、3年生から5年生までの3年間ブロック大会を勝って県大会に出場できたことが思い出として残っています。
試合ごとに子供たちが成長し、激戦区の中でも3年連続県大会に出場できていることは素晴らしいことだと思います。

各世代の思い出はこれくらいにして、マリーナFCに対しては、個人的にこれからも、サッカーの試合に勝つと言うことだけではなく、クラブ運営方針にもあるとおり、サッカーを楽しみながら、子供たちの人間性や社会性の成長を促し、地域のクラブとして地域の発展に貢献できるようなクラブであれば良いなと思っています。
そして、毎週日曜日の朝、現役選手、OBそしてコーチが集まって、一緒になって楽しくサッカーができるそんなクラブが、私は大好きです。

最後になりますが、私がこれだけ長くマリーナFCでコーチを続けられたのも、同じ学年で一緒だった個性的なコーチの皆様および他学年のコーチの皆様ならびに育成会の皆様の温かいご支援があり、子供たちと楽しくサッカーができたからだと思います。本当にありがとうございます。
マリーナFCはクラブとして30周年を迎えましたが、50周年、100周年に向けて今後のさらなる発展を期待しております。
そして、やがてマリーナFC OBからJリーガーや日本代表が出てくると嬉しいですね。